山下政治経済研究所

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はたして「山下政治の経済研究所」なのか「山下の政治経済研究所」なのか?

ツクヨミ

2025.06.22

古事記に出てくる月読命(ツクヨミノミコト)という神がいる。この神はイザナギノミコトが黄泉の国へイザナミノミコトを追って行き、そして見てはいけないイザナミノミコトの姿を見てしまいイザナミノミコトが鬼となってイザナギノミコトを追いかけ、ついにはイザナギノミコトは黄泉の国から脱出し、その後にイザナギノミコトが禊を五十鈴川でしているときに月読命は天照大御神、須佐之男命と共に三貴子としてお生まれになった、とされている。

月読命(想像画)

天照大神、須佐之男命は古事記ではメインキャラクター的存在で登場するのだが三貴子としてお生まれになった月読命はその後姿を表さない。こんな重要な神はいったいどうしたのか、と以前から考えていたのだが、どうも月読神命はその後外国へ行ったようだ。

ボクの考察だが、月読命(一人ではなくその一族だと思う)は日本列島を離れそしてシュメール(現イスラエル)まで旅立ったのだと思う。日本列島が縄文時代に入るのが16000年前ごろである。縄文文明と言う言葉はないものの、そこには一代文明が栄えていたと思う。文明の定義を調べたら「人類の文化や社会の発展段階を指し、物質的な豊かさだけでなく、精神的な成熟や社会制度の発展」とある。縄文時代は縄文文明そのものであると思う。そしてシュメール文明は12000年前とされている。メソポタミア文明が5400年前、エジプト文明やチグリスユーフラテス文明が栄えたのが5000年前、インダス文明は4500年前、黄河文明は4000年前とされてる。これに比べシュメール文明は最古の文明とされているが、縄文時代は16000年も前から存在するのである。いずれにしても縄文時代とシュメール文明が1万年以上前から存在し、その他のいわゆる世界4大文明はずっと遅れていることがわかる。やはり日本列島に暮らしていた月読命はシュメールまで行ったのだ。さらにイスラエルから東側の中東諸国の国旗は月と星が描かれている国家が多いのもその影響かも。そしてその後月読命は東へ大移動しカザフスタンとキルギスの国境付近に弓月の国がありまさに月読命の地名だ。そして月読命は秦氏となって日本に舞い戻ってきて、天皇陛下を支える大きな役目を果たすのである。

秦河勝を祀る大避神社

月読命は名を秦氏と名乗って天照大神の子孫である天皇陛下を支えた、というのもイザナギノミコトからお生まれになった兄弟的存在だったから、という考察も成り立つのではないか?

今回は「山下政治経済研究所」のカテゴリーで書いているのだが、ここまでは「政治経済」には全く関係ないことがらですよね?ここからが本番です。

さて、話はガラッと変わるのだがオレゴン州のビーバートンで暮らす友人がいる。ボクはニューヨーク在住なのだが、仕事の都合上オレゴン州のヒルスボロというところにもアパートがあり、そこでも年に合計3ヶ月くらいは生活していて、ビーバートンとヒルスボロは車で20分ほどの距離のところなので週末などはバーベキューしたりビール飲んだりする仲だ。
彼とは今の日本の政府、政策、選挙、経済、外交、安全保障をはじめ、日本の将来について語り合う。考えや思いは全く同じだ。そして「オレたちどうしたらいいのだろう?」とか「海外にいて何ができるのだろう?」とか「何が原因でこんな日本になってしまったんだろう?」と話は尽きない。
海外で生活するようになってから日本を客観的に見ることができて、そして日本はなんと素晴らしいい国なのだ、とつくづく二人で思いふけるのである。

日本出国組の日本への帰還

そこで考えたことなのだが、我々だからできることがあるとすればそれは「ツクヨミプロジェクト」だ、という意見が一致した。「そうだ!かつて月読命は日本を離れ、数々の経験を得て、そして日本に戻り天皇陛下を支え日本を富国強兵文明国家に作り上げたではないか。」今海外で生活する日本人を集めて間違った日本の政治を是正しようとする保守本流の組織や個人の後押しをすることが我々にできることだ、という結論に達した。これから本格的にツクヨミの活動を展開するための策略を考えよう。

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