令和元年9月30日に参議院議員会館に於いて「ウィグルの中国による虐殺の実態報告集会」に参加しました。
ウィグルの日本在住者達による様々な実体験を拝聴することができました。以前よりチャイナによるウィグルの他チベット、モンゴルへの弾圧は知っていましたが、非常に酷い状況です。

集会では「ウィグルと同じイスラム系アラブ諸国がなぜ中国に対して何も行動を起こさないのか？」という質問がありました。実は私もイスラム系アラブ諸国がチャイナに対して何も言わないのか疑問でしたが今回の集会でその裏に潜む恐ろしい現実を知りましたので報告いたします。

チャイナによるウィグル人への弾圧はナチスの行った民族浄化だと思っていました。ウィグルはチャイナの計画する一帯一路のヨーロッパへ進出する重要な要所でありチャイナはウィグルを完全チャイナ化するために弾圧しているものとばかり思っていたのです。もちろんこんなことが許される訳はありませんが、しかしその実態はもっと別のところにありました。

イスラム系アラブ諸国もチャイナマネーによりズブズブの関係でチャイナの横暴に対して何も言えないのも事実ではあります。
しかしイスラム系アラブ諸国では臓器移植手術を受ける際、豚肉を食べないイスラム系の臓器が必要なのです。つまりウィグル人はアラブ諸国の人たちへの臓器提供のための人種となっていたのです。ウィグル人の臓器は一般の臓器移植の2倍から4倍で取引されています。チャイナによる臓器売買ビジネスが完成されていたのです。今やウィグル人は鶏のブロイラーのように狭いところに大勢のウィグル人が押し込まれ生かされています。
集会でもウィグル人女性は涙ながらに「我々は鶏ではありません！」と訴えていました。

海外に親戚のいるウィグル人は連絡を取るだけで国家転覆罪としてみんな強制収容所へつれて行かれます。何の罪のないウィグル人が毎日たくさん収容所へ送り込まれます。子供は親から離され中国語の教育を強制され親が面会に行ってももはや話ができない状況です。女性は漢民族と強制結婚され子供を産まされその子供は漢民族となりウィグル民族を抹殺しています。そしてウィグル人男子は臓器売買の材料にされます。

少し前まではウィグル内にある収容所から臓器を摘出し臓器移植を行う病院へ輸送していました。ウィグルの空港では臓器輸送のための特別経路があります。ところが最近では収容所のウィグル人は列車で各地に移送されています。その移送先は臓器移植専門の病院です。ウィグル人たちは目隠しをされたまま移送されるので到着したところが何処なのか分からないようにして移送されるのです。いまや臓器を摘出して輸送するのではなく生きたまま病院の近くの収容所へ送り込まれるのです。

チャイナの悪業はナチスの行ったホロコーストよりも悪魔的です。チャイナは臓器で外貨を稼いでいるのです。
国際政治学者の藤井厳喜先生によると；
2000年以降チャイナの経済は飛躍的に成長し10年でGDPが3倍になり世界第2位の経済大国になったことは誰もが知るところです。経済成長は通常は工業が伸びていきますが、チャイナでは工業生産以上に伸びているビジネスがあります。2000年からの5年間で日本の成長率は15％、米国は20％、チャイナはなんと65000％（650倍）の成長を遂げた大産業があります。それが臓器移植ビジネスなのだ、との見解です。
チャイナの工業はひょっとするとGDPの伸びをカモフラージュするためなのかも、という疑問も抱きました。
おりしも米国による貿易制裁でチャイナ経済は大打撃を受けている現状では益々外貨を得るために臓器移植をすることでしょう。

戦前の日本であればウィグル解放のため軍隊を送ったことでしょう。国連はチャイナマネーで何も言えず無能です。トランプ大統領が率いるアメリカは本件に関して行動を開始しています。日本もアメリカと共にチャイナの悪業を阻止する行動を一刻も早く起こさないと毎日ウィグル人は生きたまま臓器を取られ悲惨な日々が続いてしまいます。

ウィグル解放の行動を起こすと共にこのようなビジネスが他国でも起こらないようノーベル賞を受賞した京都大学山中教授のiPS細胞や小保方さんのSTAP細胞の開発を急ぎ臓器再生医療を完成させたいと願います。