山下政治の発明

INVENTION

「こんな物があったらいいな」を形にする男・山下政治の発明品の数々を紹介します。

バーガッター BURGUTTER

特許庁実用新案登録第3211161号

2019.11.15

考案の名称:ハンバーガー分割切断具
商品名:バーガッター BURGUTTER
概要:ハンバーガーを2等分、4等分、6等分に切る道具

考案の背景

New Yorkの「Hell’s Kitchen」という地域にあるハンバーガー店へ行ったのですが、出てきたハンバーガーを見て、どうやって食べたらいいのか途方に暮れてしまいました。

バーガッター BURGUTTER

壁を見るとここのハンバーガーの食べ方が壁一面に描かれています。それによると両手の中指、薬指、小指で上部バンズ掴み親指で下部バンズを押さえてハンバーガーを持ちます。フリーになっている人差し指で食べようとする部分を押さえて口に入れます。しかし一旦ハンバーガーを持ったら離すことはできません。一気に食べ終える必要があります。一緒に注文したオニオンリングは最初か後に食べる以外ありません。コーラもストローに口を持っていって飲まざるを得ません。

こういうドデカハンバーガーの場合はまず半分に切り、半月状にして切り口のエッジの部分を口にいれると食べやすいことに気がつきました。しかし半分に切るときバンズに挟まれている中身が飛び出してしまいます。

そこでハンバーガーを内容物が飛び出さずに切る方法、また2等分切りの他4等分、6等分に切れればさらに食べやすくなるのではないかと考え、バーガッターを考案しました。

バーガッター BURGUTTERバーガッター BURGUTTER

考案の説明

本考案は丸い俎板とスリットの入った枠から構成される(図を参照)。
丸い俎板にハンバーガーを乗せてスリットの入った枠を被せ、スリットに包丁を入れてハンバーガーを切る。
スリットは対角上に一対あり90°の方向と60°の方向に合計3対あり、任意で2等分、4等分、6等分にカットできる。
スリットの入った枠により、ハンバーガーの切断中にハンバーガーの中身が飛び出ることがない。

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